君と二人で見に行く映画 楽しいけれど、実は嫌いで
スクリーンの中、 目まぐるしく移り変わる場面より
今、隣にいる君の 目まぐるしく変わる百面相を
見ていたい (愛しさが溢れ出す)
スクリーン越し、 実在しない男と知っていても
今、隣にいる君が 僕より熱く見つめているから
妬けてしまう (恋しさが抑え切れない)
君が喜ぶ顔が見たくて でも、 君を笑顔にするのが
僕以外の男だなんて、認めたくない
君が好きな映画 一緒に行くのは楽しいけれど ホントは少し、面白くない
ねぇ 僕を見てよ
……なんて、言えないけどね。